マンションで生活していてダニの存在に気づくと、どうやってダニを駆除しようかと悩むだろう。
マンションは一つの建物に多くの世帯が暮らしている事から、あまり大がかりな事はできない。
普通の生活を始めていると、バルサンなどもなかなか焚きずらいと思う。
そんな時にどうやってダニ対策をしてダニを駆除すれば良いのか、簡単でおすすめの方法を紹介する。
マンションだからといって、ダニ駆除は難しく考えなくて良いのだ
マンションのダニについて
それでは先ず、マンションのダニについて話そうと思う。
マンション、とくに高層階などで暮らしていると、ゴキブリなどの害虫や、蚊の侵入も少ないかもしれない。
それでもダニは発生する。
色々と気をつけていたのにダニが出るなんて・・・自分達だけじゃなく、色々な人が暮らしているマンションでダニを発生させてしまうなんて・・・と悲観的になる必要はない。
そもそもダニというのは、どうしたって侵入してくるし、既に他の部屋で暮らしている住人達のところにもダニはほぼ必ず存在している。
ダニが侵入してくるメカニズム
それでは、ダニはどのようにして部屋の中に侵入してくるのだろうか。
これに関しては戸建てでもマンションでもアパートでもメゾネットでも、全て同じ理由である。
ダニは人が外から持ち込んできてしまうのだ。
これはどう頑張っても防ぎようがない事だから仕方がないのだ。
- 職場の椅子
- 電車の椅子
- カフェの椅子
- 隣の人の衣類
色々な場所にダニは生息しており、そこから人の衣類に移り、家へと持ち帰ってしまうのだ。
ダニのお持ち帰りなんて、想像すると気持ち悪いが、これはもう致し方ない事なのだ。
どうしたってダニの魔の手から逃れる事はできない!
ダニの異常な繁殖力
ダニの寿命や約3ヶ月と言われている。
その間に1匹のダニから100匹近くのダニが生まれる。
つまり、1匹のダニを持ち帰ってしまったとしても、そこから凄いスピートで何百匹、何千匹、何万匹と増えていってしまうのだ。
こればかりはどう頑張ったってどうしようもないし、逃れようがない。
つまり、ダニ対策を行うとすれば、ダニの侵入を防ぐのは無理だから、ダニがなるべく増えないように、増えてしまったダニは減らしていくように対策をしていかないといけないのだ。
ダニの繁殖力は本当にすごい!考えると気持ち悪くなってしまうくらい、布団やソファにはダニがたくさん生息している
有効なダニ対策
有効なダニ対策を行うためには、ダニを増やさないように減らすのと同時進行で、ダニの死骸も片づけていかないといけない。
何故なら、ダニの死骸こそが、人間にとってのアレルゲンとなるからだ。
実は、生きたダニはアレルゲンにならないのだ。ただ気をつけないといけないのは、人を刺すツメダニは生きているうちに攻撃をしてくるので、生きたダニもどんどん退治していかないといけない。
生きたダニを捕らえて退治する方法
生きたダニを捕らえて退治するのは「ダニ捕りシート」の使用をおすすめする。
ダニ捕りシートの中でもおすすめなのが「ダニコロリ」だ。
何故「ダニコロリ」をおすすめするかというと、それは単純に都合が良いからだ。
ダニ捕りシートには色々な種類があり、ダニをゴキブリホイホイのように粘着剤に捕らえて離さないものや、ダニを奥の奥に閉じ込めて出さないようにするもの。
そしてダニコロリはダニを誘引し、シートの中で乾燥させて退治するというものだ。
- 粘着剤のダニ捕りシートは、粘着面が限られているため、粘着面がダニでいっぱいになってしまうと、それ以上のダニを捕らえる事ができない。
- ダニをシートの奥の奥に閉じ込めるシートは、ダニがそこから出てこないとも限らないので、仕組み的に疑問が残る。
そこでダニコロリのように乾燥タイプのダニ捕りシートは、ダニは身体の8割近くが水分で出来ているため、乾燥に弱いのだ。
そして何よりダニはあれだけ身体が小さいので、シートの中に仕込まれている乾燥剤によって容易に乾燥させ、弱らせる事ができる。
理屈的に考えても、乾燥させるタイプのダニ捕りシートは理に適っているのだ。
乾燥タイプのダニ捕りシートは「ダニコロリ」だけではない
「ダニコロリ」と同じ乾燥タイプのダニ捕りシートは他にもいくつかある。
それも分かった上で、「ダニコロリ」をおすすめするのには理由がある。
- ダニコロリは他のシートよりも効果の範囲が広く、畳約7~8帖分の効果がある
- ダニコロリは1ヶ月ごとにシートを替える
私が実際にダニコロリを使用して感じたメリットは、この2点である。
私がダニコロリを使用した体験談はこちらのページで紹介しているので参考にして欲しい。
私がどうやってダニを退治したのか、是非参考にしてほしい
他の乾燥タイプのダニ捕りシートは、2ヶ月や3ヶ月放置するものが多い。
しかし、考えてみて欲しい。1枚のシートをそれだけの期間放置して、ダニを集められたとしても、シートの中からダニは溢れてしまわないだろうか。
私は思う。ダニ捕りシートは1ヶ月放置で充分だと。
それ以上同じダニ捕りシートを置いておいてもダニを捕獲する効率は激減すると思う。何故ならシート内のダニが増えすぎてしまうと入れなくなってしまうからだ。
毎月ダニ捕りシートを交換すれば、その分毎月効率良くダニをシートに誘き寄せる事ができるというもの。
他のダニ捕りシートを毎月交換するようにすると、費用がかなり高くなる。
だからこそ、公式的に有効期間が1ヶ月と言われているダニコロリを使用するのが費用対効果が良いのだ。
死んだダニを駆除する方法
死んだダニを駆除するのは実に簡単だ。
それは、洗濯すれば良いからだ。洗濯や布団専用掃除機で吸い込めばダニの死骸は簡単に片づける事ができる。
生きたダニは洗濯や掃除機では駆除する事ができない。それは何故かといえば、生きたダニは自分の身に脅威を感じると逃げるからだ。
どんなに吸引力が強い掃除機でも、繊維の奥の奥に逃げ込んでしまい、爪の力でへばりついているダニを吸い込む事はできない。
逆を言えば、死んでしまっているダニなら簡単に吸い込めるのだ。
つまり、ダニによるアレルギーで苦しんでいる場合は、定期的な掃除機による掃除と洗濯をすれば解決する。
しかし、ダニが増えすぎてしまうと、その分も死骸も増える事から掃除機での掃除や洗濯でも間に合わなくなってしまう。
だからこそ、死骸になる前にダニを退治する事ができるダニ捕りシートが有効なのだ。
ダニ捕りシートを活用すれば、その分掃除機や洗濯をする回数を減らせるから楽になる。
このようにすれば、マンションだろうがどこだろうが、ダニ退治は難しい事ではない。
よくダニ対策で洗濯や掃除機は無意味というのを目にするが、そんな事はない。ダニの死骸にはかなり有効だ
まとめ
それではマンションのダニ対策についてまとめていきたいと思う。
- マンションでもダニは増える
- ダニは外から持ち込まれる
- 誰の部屋にもダニは生息している
- ダニは掃除だけでは駆除できない
- ダニ捕りシートがおすすめ
- ダニ捕りシートの中でもダニコロリがおすすめ
- ダニの死骸がアレルゲンになる
- ダニの死骸は掃除機や洗濯で片づける
- ダニの死骸を減らすためにもダニ捕りシートが有効
マンションのような集合住宅だと、ダニを退治するためとはいえ、大掛かりな事を想像してしまい、萎縮してしまうかもしれないが、ダニ捕りシートを使いながら掃除や洗濯をするだけでダニは確実に減らしていく事ができる。
ダニ対策・ダニ退治というのは決して難しい事ではない。
私も娘と共にダニのアレルギーに悩んでいたが、ダニコロリを活用する事で、ダニを退治する事ができた。
もしアレルギーに悩んでいるなら、私の体験談と共に、今回紹介した事を参考にして欲しい。