ダニがよく出没する場所と言えば寝室の布団やベッド。そしてリビングならソファやカーペットなどが定番だ。
これらの場所のダニ退治、ダニ対策はどのように行えば良いのかというと、実は難しく考える必要はないのだ。
それでは寝室やリビングのダニ退治はどのように行えば良いのか、紹介していきたいと思う。
これを知ればダニによるアレルギー対策としても役立つはずだ
ダニ退治で重要なのは場所よりも“方法”
ダニ退治と考えても、場所によってどう行えば良いのか分からないと思う。
しかし、ダニ退治を行う時に場所によってそれ程深く考える必要はないのだ。
ダニ退治の大前提として必要なのは方法のみ。
つまり、ダニ退治の方法が分かれば、場所を問わず行う事ができるのだ。
ダニ退治をしたいからと高額な業者を頼んだりとか、そういった必要はないのだ
ダニ退治の方法その1「掃除」
まず最初にダニ退治のための方法として必要なのは、定番の「掃除」だ。
掃除機をかけたり洗濯をする。この定番の方法が重要なのだ。
ダニ退治に掃除や洗濯は意味がない・・・という情報が世の中に広がっているが、実は意味はなくない。
掃除や洗濯は大切なダニ退治の方法だ。正確には、ダニ対策として必要な方法だ。
掃除や洗濯がダニ退治に無意味と言われる理由
掃除や洗濯がダニ退治に無意味と言われるのにも、れっきとした理由がある。
何故なら、掃除や洗濯では生きたダニは退治出来ないからだ。
掃除や洗濯で有効なのは、あくまでダニの死骸に対してのみで、生きたダニは掃除機をかけても洗濯をしても、繊維の奥に潜り込み、ツメでしがみ付いてしまい退治する事はできない。
つまり、掃除や洗濯はダニの死骸を綺麗に片づけるために行う事なのだ。
ダニの死骸を処理する理由
それでは何故ダニの死骸を綺麗に片づけるのかというと、それはその辺にダニの死骸が転がってると気持ち悪いから・・・というだけではない。
実は、ダニの死骸こそアレルギーを引き起こす原因であるアレルゲンなのだ。
私の娘がそうだったが、ダニの死骸によるアレルギーはアレルギー性鼻炎を引き起こしやすく、ずっと鼻が詰まった状態になってしまう。
そこから中耳炎などにもなってしまうため、「たかが鼻水・・・」と放置するのは危険なのだ。
このダニ死骸さえ片づけていれば鼻炎のアレルギー反応は出ないが、それでもダニは1匹につき、約100個の卵を産み、繁殖していく。
そしてダニは約3ヶ月間生き続ける。この3ヶ月間に約100個も卵を産み、ダニは常に何倍にも増えていってしまうのだ。
つまり、いくら掃除や洗濯を行ってダニの死骸を洗い流そうとも、また次から次へとダニの死骸が出てきてしまい、イタチごっこになってしまう。
このダニのスパイラルから抜け出すために、ダニ退治に必要な方法のもう一つがキモになってくる。
逆を言えばダニ退治に必要な事は2つだけだから、考えようによって凄く単純で簡単だ
ダニ退治の方法その2「ダニ捕りシート」
私も実際にダニ捕りシートは使用しているが、ダニ捕りシートを使用しないダニ退治なんてあり得ないんじゃないかと思える。
それは何故かと言えば、生きたダニを大量に搔き集めて退治していかないと、いつまでたってもダニの死骸が減らないからだ。
ダニ退治の一番のポイントは“生きたダニを捕まえる事”なのだ。
私も色々と調べたが、生きたダニを捕まえるために一番効果的で簡単なのはダニ捕りシートだ。
しかし、ダニ捕りシートとひと言でいってもダニ捕りシートには色々な種類がある。
ダニ捕りシートの種類
ダニ捕りシートは簡単に説明すると、こういった種類の商品が存在している。
- ダニを誘引して乾燥させて死滅させるもの
- ダニを誘引し、粘着剤で捕まえ逃さないもの
- ダニを誘引し、繊維の奥に誘導して外に出さないもの
ダニ捕りシートを分類すると主にこのようになる。
この3種類の分類の中から、それぞれ有効期間などが違い、それぞれ金額も異なるが、効果に関しては各商品それほど違いはないと思う。
ただし、この中で私がおすすめするダニ捕りシートはダニを誘引して乾燥させて死滅させるタイプのダニ捕りシートだ。
乾燥タイプのダニ捕りシートがおすすめな理由
乾燥タイプのダニ捕りシートがおすすめな理由としては、他のダニ捕りシートに関して考えると、自ずと導き出される。
乾燥タイプのダニ捕りシートを選んだ理由は
- 粘着タイプは粘着面が埋まればそれ以上ダニが捕れない
- ダニが抜け出せなくなる使用は根拠に乏しい
- ダニの身体は8割が水分らしく、乾燥させる事によりシート内何処に居ても乾燥させられる
これらの通りだ。粘着タイプや、迷路タイプ?はそのダニ捕り方法に穴があるように感じるが、乾燥タイプのダニ捕りシートには、マイナス面があまり見当たらなかった。
そして乾燥タイプのダニ捕りシートもいくつか種類がある。乾燥タイプのダニ捕りシートの中で私がおすすめするのは「ダニコロリ」だ。
乾燥タイプのおすすめダニ捕りシート「ダニコロリ」
私が何故数あるダニ捕りシートの中から、乾燥タイプのダニ捕りシートの中から「ダニコロリ」を選んだのかというと、それは都合が良いからだ。
ダニコロリは私にとって非常に都合が良い商品で、ダニ退治の効果ももちろん発揮してくれる。
私が何故ダニコロリを選んだのかというと、効果の有効期間が1ヶ月で、毎月シートを交換するというところ。ここが大きなポイントだ。
他のダニ捕りシートは2ヶ月おきの交換や、3ヶ月おきの交換というのが多い。
そう考えると、「何故1ヶ月で交換する必要があるダニコロリが良いんだ?」と疑問に思うかもしれない。
それは、限られた大きさのシートの中にダニを誘い込む期間、誘い込めるダニの総量を考えた時に、2ヶ月や3ヶ月も1枚のダニ捕りシートを置いておいても、途中でダニが入るスペースがなくなって、意味がなくなるだろ・・・と感じたからだ。
考えてみて欲しい。自分が寝ている布団の下や、寛いでいるソファの下に2ヶ月も3ヶ月も同じダニ捕りシートが置かれているという事を・・・それは衛生的にも疑問が残るし、シート付近にダニが集まっている物を2ヶ月も3ヶ月も置いてあると考えると、とても衛生的とは思えない。
だからこそ、毎月シートを新しくして、ダニをまた一から誘い込めるダニコロリが丁度良い塩梅なのだ。
実際に私がダニコロリを使用した体験談や、ダニコロリの事を更に詳しく紹介しているページがあるから、下記ページを参考にして欲しい。
ダニ捕りシートは使い方も非常にシンプルだから、楽なのもメリットだ
また、ダニ捕りシートでは効果がないダニも存在するから気をつけて欲しい。
ダニ捕りシートの効果があるダニ、効果がないダニに関しては下記のページで紹介しているから、下記ページを参考にして欲しい。
布団やベッド、ソファのダニ捕りシートの設置方法
それではここからは、寝室の布団やベッド、リビングのソファやカーペットにダニ捕りシートを設置する方法を説明する。と言っても方法はいたって簡単だ。
先ず、寝室の布団やベッドには、シーツの隙間にダニコロリを置けば良いのだ。
ダニコロリはシート1枚で畳約7~8帖分の効果があるとされているが、少しでも早くダニ退治をしたい場合は、布団の上下、つまり足元と枕の辺りのシーツの中に置くと、シート2枚でダニを集める事になるので効果的だ。
この使い方は敷布団でもベッドでも変わらないので、同じように使って欲しい。
赤ちゃんの場合のダニ対策としては下記のページで紹介しているから、気になる場合は一度目を通しておいて欲しい。
リビング(ソファやカーペット)のダニ捕りシートの使い方
リビングのソファやカーペットにダニ捕りシートを置くのも非常にシンプルで簡単な方法だ。
例えばカーペットのダニ対策としては、布団と置き方は丸っきり同じだ。
このようにカーペットの下に置けば良いのだ。
カーペットも布団と同じで、ダニ退治を急ぎたい場合は、シートを2枚使うのもありだ。
しかし、そこで注意して欲しいのは、ダニコロリは1箱につきシートは3枚セットという事。(たまに4枚セットのキャンペーンがある)
だからシートを色々なところで使い過ぎると、一度に2箱買わないといけなくなるので、そこは計算して行おう。
ソファにダニ捕りシートを置く場合は、ソファのクッションの下にダニコロリを置くようにしよう。
ソファの上で飛び跳ね回るような小さい子が居る場合は、ダニコロリの裏面に両面テープを貼り、ソファのクッションに下に貼りつけておこう。そうするだけでOKだ。
また、ソファの場合はどんなに大きいソファでも、大きさはそれ程でもないので、ダニコロリは1シートで構わない。
ただ、L字型のソファなど、2つのソファをくっつけるモノや、長いモノに関しては2シート使っても良いかもしれない。
このようにしてダニ捕りシートを使いながら定期的な掃除機での掃除、洗濯を行えばダニは本当に怖くないのだ。
ダニ退治はこのような正しい知識を持っていれば効率的に退治する事ができる
まとめ
こうして記事を書いていると、眼精疲労も蓄積されてしまうが、必要な事は記したと思うので、まとめていこう。
- ダニ退治には2つの方法が必要
- 掃除や洗濯はダニに有効
- 掃除や洗濯で有効なのはダニの死骸のみ
- ダニの死骸はアレルギーのもと
- 生きたダニはダニ捕りシートを使おう
- ダニ捕りシートは乾燥タイプがおすすめ
- 乾燥タイプの中ではダニコロリがおすすめ
- ダニコロリは毎月効率的にダニ退治を行える
- 布団やベッドはシートの中にダニコロリを入れるだけ
- カーペットはダニコロリを下に置くだけ
- ソファはクッションの下にダニコロリを置く
- ダニコロリが動く心配がある場合は両面テープで貼り付ける
この記事をまとめるとこのようになる。ちょっと長くなったが、どれも必要な事だ。
私がダニコロリをおすすめするのは、1ヶ月毎にシートを交換するから・・・というだけでなく、経済的にも効率が良いからである。
他の乾燥タイプのダニコロリは初回8,000円近くするが、ダニコロリは初回2,178円で購入できるのもポイントだ。
ダニコロリは2回目から5,478円になるが、それでも他のダニ捕りシートよりは安くなるし、ダニ退治は3ヶ月も行えばそれなりに良い結果が出ると思うから、あとは個人の判断でどれだけ続けるか考えて欲しい。
ダニコロリは定期購入の回数に決まりはないから、初回のみで解約するのも可能だ。休止もできる。
私はある程度ダニコロリを使用したら、一定期間休止し、また再開して・・・というサイクルを繰り返している。
そうする事により、ダニ退治を行う費用対効果を高めているのだ。
それではストレスのない生活を送るためにもダニ退治を行って欲しい。