夜、寝室で寝ていると背中がかゆくなる事はないだろうか。
身体がチクチクするように痒くなる。原因はなんだろうかと考えても思い当たる節もない。
そんな夜が繰り返されると寝不足にもなってしまい、体調も悪くなってしまう。
こんな痒みの悩みはないだろうか。実は私もこのような悩みがあったのだが。原因は意外なものだった
背中のかゆみはダニのせい
私は子供と寝ている時に身体が痒くなってどうしようもなくなってしまった。
私も場合は一緒に寝ていた娘が寝室だと鼻炎の症状が出ていたため、何らかのアレルギー症状じゃないかと行きつくまでそんなに時間はかからなかった。
私の身体が痒くなったのはダニアレルギーが原因だった
ダニによるアレルギーというのは、私の娘のように鼻が詰まり、アレルギー性鼻炎となって出てくる事もあれば、痒みとして出てくる事もある。
ダニそのものに対するアレルギーとしては、チリダニ(ヒョウヒダニ)の糞や死骸に含まれるタンパク質(ダニアレルゲン)を、異物として人の体が認識することで起こる反応があります。アトピー性皮膚炎では、これらダニアレルゲンがアレルギーの原因として皮膚炎を悪化させることがあります。ダニアレルゲンに対して反応を起こした場所では、かゆみを引き起こす物質(ヒスタミンやサイトカインなど)が細胞から放出され、かゆみを感じます。またかゆい箇所を掻き続けることで、かゆみを感じる知覚神経が皮膚の表面部分にまで伸び、弱い刺激に対しても過敏になり、かゆみを感じやすくなってしまうこともあります。
引用:アース製薬
ツメダニに刺される事が原因の場合もある
また、チリダニだけでなく、チリダニを捕食しに現れるツメダニという存在もいる。
このツメダニはチリダニと違い、直接人間に攻撃を仕掛けてくる。
しかしそれも、悪意があるわけではなく、人間を脅威と感じ、身を守るために刺してくるのだ。
安心してもらいたいのは、マダニのような吸血や、手遅れになってしまうような病気を持ってくるわけではないという事だ。
ツメダニに刺された痒みは数週間続く事もあるから注意しよう
アレルギー症状は早めの対策が大切
アレルギー症状は放置しておくと、悪化してしまう場合がある。
実際に私の娘はアレルギー性鼻炎から中耳炎になり、大変な事になった。
アレルギーを放置しておいて良いことは何もないのだ。
つまり、早めの対策が必要だ。
ダニによるアレルギー症状を対策するとなれば、それはダニを退治する他ない。
そのためにも、ダニとアレルギーの関係の正しい知識を身につける必要がある。
何をするにしても間違えた方法では無駄が多くなる。とにかく正しい知識をつけて効率的に対策する事が必要なのだ
ダニアレルギーの対策に先ず必要なのは掃除・洗濯
ダニのアレルギー対策には古典的な掃除や洗濯が有効だ。
アレルゲンとなるダニは、実は生きたダニではない。
まず最初に綺麗にするべきなのは、アレルゲンとなるダニの死骸やダニの糞なのだ。
ダニの死骸や糞は、洗濯や掃除機で綺麗にする事ができるから、定期的に洗濯や掃除をする必要がある。
しかし、ダニは1匹につき寿命は約3ヶ月。そして3ヶ月という命の中で約100個の卵を産む。
これだけの繁殖能力があるダニは、一気に増え、いくら掃除や洗濯をしても足りないくらい増えていく。
しかも生きたダニは掃除機をかけても繊維の奥に潜り込み逃げるので、吸い込む事はできず、洗濯をしても同じように繊維の奥に逃げる事から退治する事ができない。
つまり、生きたダニを退治していかないと、いくら洗濯や掃除機で綺麗に寝室を整えても足りないのだ。
掃除をするだけでダニ対策ができればどれだけ楽だろうか。掃除だけではダニ対策には全く足りないのだ
生きたダニを退治する方法や、掃除や洗濯については下記ページで詳しく紹介しているから、そちらのページを参考にして欲しい。
まとめ
アレルギーによる痒みなどは、最初は何てことない事で、あとから根深い悩みになってしまうから注意が必要だ。
今回の記事をまとめると
- 背中のかゆみの原因はダニの可能性が高い
- ダニによるアレルギーで身体が痒くなる
- ダニアレルゲンはダニの死骸や糞
- ダニの死骸や糞は洗濯や掃除機で洗い流す
- ダニアレルギーを防ぐためには生きたダニから退治しないと無理
となる。私も実際に経験した事だから言えるが、ダニによる痒みというのはバカに出来ない。
もちろん放置していてもすぐには困らないかもしれないが、これから先の事を考えてみて欲しい。
アレルギーを防ぐ方法があるのに放置したままにすると悪化してしまうリスクがあまりにも高い。
正しいダニ対策を身につけて、痒みの悩みから解放されよう。